院長ブログ

2012年11月 6日 火曜日

秋の誘惑と乾燥肌の話

秋は私の一番好きな季節なのですが、湿度が低くなるとともに肌に吹きつける風は乾燥、食べ物はおいしく暴飲暴食気味。
気分とは裏腹にお肌のコンディションが突然崩れる季節でもあります。

空気の乾燥、胃腸不調、に今年は、皮膚科の勉強会で使うとされたiPadをとうとう手に入れ、これにデザリング機能を使うため、携帯をスマホにし、と一気に私生活でのIT化が進んだため、睡眠不足が加わりました。
40代のお肌は悲鳴を上げ、気がついた時には顔にフケのように浮いた皮膚が付着し、顔全体に表情筋に沿った細かいシワが張り付いて・・・。

もともとアトピー肌の私は普段からヘパリン類似物質(ヒルドイドソフト)や、親水軟膏、
化粧品としては保湿効果のうたわれているアミノ酸化粧水(プラスリストア アミノシナジー)、ヒアルロン酸とワセリン入り乳液(DRX パフェクトバリアー)などを使うことが多いのですが、
秋に入った時点で、カバー力のある保湿剤が足りなかった、と反省しました。
しばらく仕上げにプロぺト(ワセリンの精製品)を塗布、夜はラップで20分ほどパック、をしました。
角層がすべて入れ替わるのに、だいたい10日くらいかかるそうです。
今回はステロイド剤を使うほどではなかったので、保湿剤のみで対応しましたが、パック(皮膚科の軟膏処置でも使う方法です)の威力は絶大で、何とか1週間で落ち着きました。
乾燥のひどい方はお試しください。
でもまた気を抜くと粉吹きになります。皮膚は次々生まれ替わっていますので。

乾燥は、小じわだけでなく、湿疹やニキビの原因にもなります。
対症には、ちょうど良い保湿剤を選び、適量(これもポイント!)を使うことが大切です。
湿疹反応がある場合は適当なレベルのステロイド剤やタクロリスムスを使うこともあります。

顔以外に、腰や太もも、脛や上肢、肩なども乾燥しやすい部位ですが、
そんなにひどい状態でなければ、ローション剤や保湿の入浴剤(ドゥーエなど)だけでも使っておくと、
ほっておくよりはいいと思います。


自転車通勤中は気持ちよく顔に吹き付けるカラカラの風~。
秋の夜長、スマホでの文字入力に格闘しながら遊んでいるといつの間にか日付けが変わり~。
(iPadのほうは子供のお気に入りに。)
何とかこの過酷な状況で、保湿くらいはちゃんとして出てこようと誓ってみる今日この頃でした。



やじま皮膚科


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投稿者 やじま皮膚科 院長