院長ブログ

2012年9月26日 水曜日

上半身のプツプツー毛虫皮膚炎 

毛虫皮膚炎という病名、最近よく耳にしませんか?
毎年被害はありますが、
今年もさらにひどいようです。


一口に毛虫といっても、皮膚炎を起こす毛虫は限られているようで、
皮膚科に駆け込んでくるほどひどくなるのはたいていチャドクガ、ドクガです。

チャドクガはツバキやサザンカによくつきます。
ドクガはサクラやウメなど、いろいろな木につきます。
 毛虫についてはこちら↓
http://www.jataff.jp/konchu/kemushi/index.html




2週間ほど前、井の頭公園のアートマーケッツのあたり(池の北側)を通ったところ、
歩道のあちらこちらに黒い毛虫達がお散歩しているのを見ました。
20匹は下らなかったと思います。

公園のほうに問い合わせたところ、これはクロモンシャチホコという、
通常は触っても害のない毛虫とのことでした。


今の季節、被害がでるのは圧倒的にチャドクガです。

皮膚に刺さるごとにアレルギー反応を起こすので、
1本でも服の間に紛れ込んでしまうと、
そこから周囲一面にかゆくて赤いぷつぷつとなって発症します。

夜の電灯に集まる成虫や、
卵やさなぎにも毒性があるそうです。


触ってしまったらセロハンテープでペタペタとったり、流水で洗うとよい、とされますが、
気が付かないうちに発症してしまうことがほとんどです。

発疹の症状には個人差がありますが、
ひどいときはステロイドの内服が必要になります。


気持ちの良い気候なので、ゆっくりお散歩、
ということも多くなってくる季節かと思いますが、
お出かけの際は首回り、腕回り、少しきっちりして
お出かけされるといいかもしれませんね。

 

やじま皮膚科

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投稿者 やじま皮膚科 院長