院長ブログ

2012年1月17日 火曜日


診療所の奥の庭に、犬がいます。
この犬、もともと庭に来た猫やカラスに対して、かなり敏感に吠える犬だったのですが、こちらで診療が始まってからというもの、中の気配を察知して、ずっと吠えています。
受診された方々、ご近所の方々、本当に申し訳ございません。

この犬、もともと15年ほど前に私の弟が保健所からもらってきた、素性のわからない雑種犬なのですが、そのころからちょっとした刺激に敏感に反応して飛び回ったり吠えたりする子で、目つき表情も上目使い。
もしかしたら・・・、と保健所に行き着くまでの辛い過去を暗示しているようなところもありました。
その後しばらくはお散歩担当、遊び担当がいて、多分幸せに暮らしていました。ここ数年は担当者不足だったり、本人(本犬?)の足が悪かったりで、もっぱら庭が彼女の全世界です。
最近では、ちょっとしたボケもあってか、ドアや私に軽くぶつかったり、音源とは見当違いのところを見ていたりするようになりました。
そして、診療所に向かってずっと吠えちゃうのも...。

先日、ムツゴロウ(畑 正憲)さんの書いた本に、犬の"急所"(触って安心するところ安心するところ)は両前足の間の胸のところで、吠えたり不安になったりしている時、そこをふれると、落ち着いて静かになるとありました。
さっそくこれをやってみたところ、いつも落ち着かずにうろうろしていたのが、静かになり、一瞬心が通じ合ったような気がしました!
さすがムツゴロウ博士!
ただ、吠え癖は小さなころから習性になってしまうので、大きくなってからしつけで強制するのは難しいと。

人間も犬も、和やかに過ごせたらと思う日々ですが、今日ははたと鳴き止んだまま吠えません。
"急所"が効いたのでしょうか。それとも寒さがこたえてきたのでしょうか...。



やじま皮膚科


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投稿者 やじま皮膚科 院長