院長ブログ

2012年5月25日 金曜日

3つのカン

治りにくい、あるいはくり返す湿疹があるとき、
皮膚をひっかいてしまうことが長引く原因なっていることがあります。

ひっかく時、そこに3つのカンがかかわっているといいます。

1.夜間(ヤカン)    就寝中に掻いてしまう。
2.快感(カイカン)    掻きだすと、気持ちがいいのでやめられない。
3.習慣(シュウカン)  かゆくないのに、つい手が行ってしまう。

三つ目のカンは、タバコと一緒で、なかなかやめられず、厄介なことがあります。

自分で意識して手を止めることが治癒への近道になります。



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2012年4月12日 木曜日

ホームページが変わりました!

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より見やすく、パワーアップできたでしょうか?



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2012年3月 7日 水曜日

フケ


フケは、それがあるからと言って日常生活にひどく支障を与えることはほとんどありませんが、フケが衣服に付着していると周囲に不潔な印象を与えてしまいますし、放置しておくと皮膚の炎症がすすみ、脱毛の原因になることもあり、治療の対象になる症状です。

フケの正体は頭皮から脱落する角化細胞と皮脂の混合物です。

フケの出てくる病気の主な皮膚疾患に、脂漏性皮膚炎があります。乳児期と中高年の男性に多いのですが、どちらも皮脂分泌の盛んな男性ホルモンが関係して発症しやすくなります。
皮脂分泌の盛んになる原因として、年齢的・生理的なもののほか、睡眠不足やストレス、食生活、高脂血症や糖尿病などの生活習慣病、脳神経疾患などがあります。このほか、この病気の皮膚にはマラセチアという真菌が多く存在することが分かっています。
治療は、炎症のある(赤みやかゆみのある)状態には、ステロイドのローション剤を使用し、同時に抗真菌剤を外用します。このほか細菌感染がある場合は抗生剤を外用することもあります。
また、食生活のバランスが取れるまで、ビタミン剤の内服をしたり、かゆみが強いときは抗アレルギー剤(かゆみ止め)の内服を併用したりします。
基本的にシャンプーは毎日行いますが、炎症部位を悪化させないように、指の腹で優しく洗うようにします。この際、抗真菌効果のあるシャンプーで洗うと調子がよくなることがあります。
皮脂の分泌を低下させる外用剤や、漢方薬などが効果的なこともあります。
なお、乳児期の脂漏性湿疹は、きれいに洗うこと、弱いステロイド治療で経過を見ていると生後6か月頃までにはきれいになってしまうことがほとんどです。治りにくい場合はアトピー性皮膚炎への移行も考慮します。

フケの訴えで、中に、尋常性乾癬という疾患の方が時々みられます。脂漏性皮膚炎として経過を見ているうちに、後年に乾癬の診断に至ることもあります。
頭部はこの疾患の好発部位で、先ほどの脂漏性皮膚炎より、フケが厚く白っぽくこびりついて見えることがあります。
頭皮病変に対する外用剤は、ステロイドのローション剤のほか、血中カルシウムの値に注意しながら、活性型ビタミンD3製剤を使用します。
こちらの疾患も、高脂血症や糖尿病等の生活習慣病と関係することがあります。
罹患期間が長く、病変が広範囲になるときは、免疫抑制剤を用いることもあります。

また、アトピー性皮膚炎などの乾燥肌の方にもフケがみられることがあります。
この場合、上記の疾患とは違い、シャンプーの回数を減らすことが解決になることもあります。液体の保湿剤を使ったり、ステロイド剤を使ったりします。

フケは、以上のような、脂漏性湿疹、尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎、のほか、接触皮膚炎、細菌感染などでも出てきます。いずれの場合も、スキンケアや外用など、生活の中にすこし新しい習慣を取り入れることが必要になってきます。



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2012年1月17日 火曜日


診療所の奥の庭に、犬がいます。
この犬、もともと庭に来た猫やカラスに対して、かなり敏感に吠える犬だったのですが、こちらで診療が始まってからというもの、中の気配を察知して、ずっと吠えています。
受診された方々、ご近所の方々、本当に申し訳ございません。

この犬、もともと15年ほど前に私の弟が保健所からもらってきた、素性のわからない雑種犬なのですが、そのころからちょっとした刺激に敏感に反応して飛び回ったり吠えたりする子で、目つき表情も上目使い。
もしかしたら・・・、と保健所に行き着くまでの辛い過去を暗示しているようなところもありました。
その後しばらくはお散歩担当、遊び担当がいて、多分幸せに暮らしていました。ここ数年は担当者不足だったり、本人(本犬?)の足が悪かったりで、もっぱら庭が彼女の全世界です。
最近では、ちょっとしたボケもあってか、ドアや私に軽くぶつかったり、音源とは見当違いのところを見ていたりするようになりました。
そして、診療所に向かってずっと吠えちゃうのも...。

先日、ムツゴロウ(畑 正憲)さんの書いた本に、犬の"急所"(触って安心するところ安心するところ)は両前足の間の胸のところで、吠えたり不安になったりしている時、そこをふれると、落ち着いて静かになるとありました。
さっそくこれをやってみたところ、いつも落ち着かずにうろうろしていたのが、静かになり、一瞬心が通じ合ったような気がしました!
さすがムツゴロウ博士!
ただ、吠え癖は小さなころから習性になってしまうので、大きくなってからしつけで強制するのは難しいと。

人間も犬も、和やかに過ごせたらと思う日々ですが、今日ははたと鳴き止んだまま吠えません。
"急所"が効いたのでしょうか。それとも寒さがこたえてきたのでしょうか...。



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2011年11月17日 木曜日

保湿剤の適量!


昨日、クリニックで勉強会をしました。開院して初めてだったので、まずは保湿剤について。

皮膚科で患者さん指導をするうえで大切なポイントではありますが、

一度に両手いっぱいくらいの面積を保湿するのに必要な一量は、手の一横指分。

そして皮膚には、かろうじてティッシュが張り付く程度に、たっぷりと。

この具体的な量、意外に実行されていない方はいらっしゃいませんか?

あまりべとべとにするのも嫌かもしれませんが、「保湿してもすぐかさつく」と感じられる方は、
この量を改めて確認してみてくださいませ。



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